「ペットの寿命過去最高」
今朝の新聞の朝刊に掲載されていました。
その記事によると、現在の犬猫の平均寿命は、
犬は13歳、猫は12歳だそうです。
1990年当時の平均寿命は、犬は8歳、猫は5歳だったそうで、人間同様、ワンちゃん、ネコちゃんの寿命もだいぶ伸びましたね!
その要因として書かれていたのは、ワクチン接種と感染症対策の普及だそうです。
それ以外にも、フィラリア予防の普及、腫瘍(がん)や心臓病の医療が進んだことも要因でしょう。
この記事を読んでの個人的感想としては、猫の平均寿命12歳というのは、意外と短いと思いました。長寿なネコちゃんでは20歳を超える子もいます。
ネコちゃんの平均寿命がワンちゃんより短い理由として、ネコちゃんのワクチン接種率が全国的にもまだ低いことや、オス猫だと尿石症によって尿道がつまっておしっこが出なくなってしまう尿路疾患なども要因だと思います。
また、ネコちゃんの場合、おうちで健康そうにしていれば、ワクチン接種以外に動物病院を受診しないことが多いので、ワクチン以外に狂犬病やフィラリアなど動物病院を受診する機会の多いワンちゃんに比べ、ネコちゃんは病気の早期発見・早期治療が遅れがちというのも要因かもしれません。
人と同じで、動物も高齢になってくると、さまざまな病気を発症する可能性があります。特に7~8歳を超えてきたら、小さな病気のサインを見逃さないためにも何かおかしいなと思ったら様子を見ずに早めに受診することと、何もなくても定期的に動物病院を受診して、身体検査やたまには血液検査等で健康チェックをするといいでしょう。