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Dr.オリ~ブのなるほど診療室

⑥知らなきゃこわい、先住猫にうつる病気

2017年11月|Dr.オリ~ブのなるほど診療室

新しく猫ちゃんを迎え入れるときの注意点

知らなきゃこわい、先住猫にうつる病気

 

「子猫を拾って飼いたいのですが、先住猫ちゃんにうつる病気がないか調べてほしい」というご相談をよく受けます。猫好きな方が複数頭猫を飼いたい気持ち、よくわかります。しかし、しっかりと知識を持って家族に迎え入れないと、今飼っている大好きな先住猫ちゃんの命を自ら危険にさらしてしまうことさえあります。

先住猫ちゃんを守り、幸せな猫ライフを送るためにも、正しい知識を身につけましょう。

 

*よくみかける治療可能な病気

① 猫の上部気道感染症(いわゆる猫カゼ)

主にヘルペスウイルスカリシウイルスなどによって引き起こされ、目ヤニ、結膜炎、鼻水、くしゃみなどのカゼ症状を主とした感染症です。拾った子猫にはよくみられます。お互いのグルーミングや食器の共有による経口感染、鼻水・くしゃみなどによる飛沫感染によりうつります。命に関わることはほとんどありませんが、高確率でうつります。ヘルペスウイルスは一度感染すると体外へ排除することが難しく、潜伏感染していて、ストレスや免疫力低下などにより再び増幅し症状を再発させます。カリシウイルスも体外へ完全に排除できない場合は同様です。両ウイルスに感染した猫は症状が回復した後もキャリアーとなり、感染源となります。 症状の多くは、抗生物質をはじめとした治療により改善が期待できます。 先住猫ちゃんがしっかりと混合ワクチンを接種していれば、100%ではありませんが高確率で感染を予防できます。

※キャリアー…外見は健康であるにもかかわらず、その体内に病変体を保有し排出している動物のこと。

 

② ノミ、シラミ、耳ヒゼンダニ、ヒゼンダニ(疥癬)などの外部寄生虫

身体検査や耳垢・フケの顕微鏡検査で確認します。ノミは大量寄生による吸血で重度の貧血や、ノミアレルギー性皮膚炎などを起こします。シラミはフケや痒みの原因となります。耳ヒゼンダニは外耳炎の原因となります。ヒゼンダニは耳周囲などの顔に重度の痒み、脱毛、フケを伴う皮膚病を起こします。発見された場合、駆虫薬により駆除が可能です。

 

③ 回虫、鉤虫、条虫類などの消化管に寄生する内部寄生虫

糞便検査により確認します。感染すると嘔吐や下痢を起こすことがあります。駆虫薬により駆除が可能です。

 

*まれだが、治療困難で先住猫の命に関わるうつる病気

④ 猫エイズウイルス感染症(猫免疫不全ウイルス感染症、FIV感染症)

ウイルスは血液、唾液、乳汁、精液中などに存在し、主に交尾、ケンカの際の咬傷、グルーミング、食器の共有などにより感染します。一度感染すると、生涯、体外から排除されることはありません。急性期に発熱、下痢、リンパ節腫大などの症状ののち、数年から10年以上にわたる無症状期に入り、最後のエイズ発症期には著しい体重減少や日和見感染などを起こし、数カ月以内に死に至ります。

 

⑤ 猫白血病ウイルス感染症(FeLV感染症)

ウイルスは主に唾液中に存在し、グルーミング、食器の共有、ケンカの際の咬傷などにより感染します。

*感染タイプ

持続感染…ウイルスに対する免疫応答が不十分なため、全身的なウイルス血症に陥り、感染は骨髄や全身のリンパ系組織にまで及びます。生涯、ウイルス血症が続き、無症状キャリアーのままのこともありますが、リンパ腫をはじめとした様々な病気を引き起こすことも少なくありません。  

一過性感染・ウイルス排除…ウイルスに対して有効な免疫応答が働き、ウイルスは体内から排除されます。FeLV関連疾患の発症は認められません。  

潜伏感染…持続感染の場合と同様、骨髄にまで感染が及びますが、ある程度の免疫応答によってウイルスが排除されます。しかし遺伝子レベルではウイルスが残存し、その後の体調によっては再増殖し、持続感染となってしまうこともあります。

一般的には、若齢猫、特に4カ月未満の子猫は、持続感染になる確率が高く、離乳期を過ぎて感染した場合は約50%、生後まもなく感染した場合(感染した母猫に舐められて)ほぼ100%が持続感染となります。このような猫では3~4年以内に80%以上の猫が死に至るともいわれます。一方、健康な成猫では一過性感染・ウイルス排除の経過をたどる=治る確率が高く、1歳以上の猫では10%程度しか持続感染にならないといわれていますが、成猫でも様々な要因によって免疫能が低下している場合には、持続感染となってしまうこともあります。つまり、感染したときの猫の年齢と深い関係があるのです。

 

*猫エイズ・白血病ウイルスのコンボ検査

猫エイズウイルス(FIV)に対しては抗体の有無を、猫白血病ウイルス(FeLV)に対しては抗原の有無を、一つの検査キットで両方いっぺんに判定できます。少量の採血で10分ほどで結果が出ます。

抗体…ウイルスなどの病原体に対し、動物側がそれをやっつけるために体内につくり 出したもの

抗原…ウイルスなどの病原体のこと

 ウイルス検査 スナップ写真1

感染してから1カ月はウイルス検査をしても反応が出ないことがあるため、保護した猫ちゃんを検査する場合は、1カ月以上経ってから検査する必要があり、それまでは先住猫との隔離が必要です。

 猫エイズウイルス抗体が(+)の場合、過去に猫エイズウイルスに感染し、体内で抗体がつくられたということになりますが、エイズウイルスは抗体ができても体外へ排除することはできないため、抗体(+)=現在も猫エイズウイルスに感染しているということになります。

 猫白血病ウイルスについては、持続感染とならなかった猫は、検査で猫白血病ウイルス抗原が(+)と出ても、4カ月後の再検査で(-)になる=陰転することもあります。ですから、特に成猫の場合は猫白血病ウイルス抗原が(+)と出てしまっても、あきらめずに4ヶ月後再検査することをおすすめします。持続感染となる確率は、離乳期を過ぎて感染した場合は約50%、1歳以上の猫では10%程度といわれています。

 

⑥ 猫パルボウイルス感染症(猫汎白血球減少症)

発熱、食欲減退、嘔吐、下痢、総白血球数の減少を特徴とする感染症で、子猫の感染の場合は死亡率が90%以上とかなり高いです。下痢はあることとないことがあります。成猫でも、混合ワクチン接種をしていないと感染して死亡してしまうことも少なくない恐ろしいウイルスです。ウイルスは主に糞便中に排出されます。非常に感染力が強く、完全室内で飼っている猫ちゃんでもワクチンを打っていなければ、人間の靴についたウイルスが家に入り込むと簡単にうつってしまいます。 パルボウイルスの検査は、通常は何かしら症状がなければ必須の検査ではありません。また、病状は4~6日の潜伏期ののち日に日に悪化していきますので、下痢があっても、1週間経っても元気があるなら可能性は低いでしょう。検査は直腸から採取した便を用いて10分ほどで判定が出ます。

 

⑦ 猫コロナウイルス(FCoV)感染症

 新しく迎える猫が軟便や下痢をしている場合、まずは糞便検査を行い寄生虫がいれば駆虫、あるいは虫がいなければフードの変更や一般的なおなかのお薬などで治療をしてみます。しかし、それらの治療に反応せず軟便や下痢が続く場合は、猫コロナウイルス(FCoV)感染の有無の確認が必要となります。

 FCoVは、以前は病原性の弱い猫腸コロナウイルス(FECV)と病原性の強い猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)の2つの型があるといわれていましたが、近年、すべてのFCoVが全身感染を起こすとされ、最近ではFECVとFIPVを区別する考え方は議論の的となっています。

 FCoV感染猫の多くは無症状か軽度の下痢を起こします。FCoVは猫が集団で生活している場所には高確率で蔓延(まんえん)していて、多くの猫がこのFCoVに感染しているといわれていますが、通常はほとんどの猫では数週間~数カ月でウイルスの排出は終わり、感染は終結します。しかし、一部の猫では持続感染して生涯ウイルスを排出することがあります。FCoV感染猫はストレスがきっかけとなって猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症することがあり、もしFIPを発症した場合、有効な治療法はなくまもなくしてほぼ100%死に至ります。これがFCoV感染の非常に怖いところです。FCoV感染猫の約12%がFIPを発症するといわれています。

 つまり、FCoVに感染すると確率的には低くてもFIPの恐怖にさらされながら、ストレスを感じさせないように気を使って生活していかなければいけないのです。そして、FCoVは糞便や唾液中に排出され、非常に伝染力が強く、同じ建物内に同居していれば猫同士でほぼ100%感染するといわれています。

 本当に最悪の事態としては、新しい猫、先住猫ともにFIPを発症して全滅…ということも理論上あり得る恐ろしいウイルスです。  

 しかし、FCoVに対するワクチンは国内には存在せず、感染を未然に防ぐすべは今のところほぼありません。つまり、FCoVに感染している猫を先住猫と一緒にしない=飼わないか隔離して飼う、しかないのです。 したがって、これまで述べてきたFCoV感染のリスクを十分理解したうえで、それでも「この子を先住猫と一緒に飼う!」と決めた飼い主様にとっては、新しい猫ちゃんがFCoVに感染しているかどうかを調べる検査を行うかは賛否両論わかれる部分もあるかもしれません。

 コロナウイルスの検査は、上の猫パルボウイルスを含む、 下痢の原因となりやすい数種類の病原体の検査のうちの1項目として検査可能です。検査費用が高いのが短所なのですが、これからの生活を考えれば決して軽視できない検査といえるでしょう。

 またFCoV感染していても無症状なこともありますので、心配な方は軟便や下痢の 症状が見られなくても、コロナウイルス感染の有無を確認するために新しい猫ちゃんの検査を行うのも一つかと思います。

 

★以上、いずれにしても、新しく猫ちゃんを迎え入れる際は、いきなり先住猫と一緒にするのではなく、できれば約1カ月間ほどは別々の部屋に隔離し、病院で健康診断を受け、必要な検査を行い、先住猫は混合ワクチンを接種していなければ接種し、万全の態勢を整えてから一緒にすることをおすすめします。たしかに、何の検査もなしに先住猫と一緒にして、その後何の問題もなかったというケースも多々あるとは思いますが、万一、何か病気を持ち込んでしまってからではとりかえしのつかないことになりかねません。

先住猫を守ってあげられるのは、飼い主様しかいないのです。

⑤肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)

2017年02月|Dr.オリ~ブのなるほど診療室

~犬の皮膚がんの中で最も多い悪性腫瘍~

      「肥満細胞腫」

1.肥満細胞腫ってなに?

ワンちゃんも高齢化の時代を迎えているなか、ワンちゃんの死因の第一位は腫瘍性疾患、いわゆる「がん」です。今回は、ワンちゃんの皮膚にできるがんの中で最も多いといわれる肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)についてのお話です。

肥満細胞って変な名前ですよね?

でも決して太っている子にできやすいとかいうわけではありません。

肥満細胞とは、ヒスタミンなどのアレルギーに関係する化学物質をはじめとしたさまざまな物質をふくむ顆粒を多数もった細胞のことで、肥満細胞腫はこの肥満細胞が腫瘍化(がん化)したものです。

皮膚以外にも全身あらゆる部位で発生の可能性があります。

肥満細胞腫が進行すると、近くのリンパ節や肝臓・脾臓などに転移することがあり、悪性度が高いほどその確率が高くなります。

名前だけ聞くとあまり悪そうな印象は受けないですが、基本的には悪性腫瘍です。

獣医界では別名「偉大なる詐欺師」ともいわれ、発生場所や見かけを問わず、他の腫瘍に類似することもあり、外科では切除範囲も広く、腫瘍に関連した症状(腫瘍随伴症候群)も起こすことから、決してあなどれない腫瘍の一つです。

 

2.肥満細胞腫の悪性度分類

皮膚にできた肥満細胞腫に対し、よく用いられる悪性度分類としては、

グレードⅠ(高分化型)

グレードⅡ(中程度分化型)

グレードⅢ(低分化型)

の3つに分けられ、グレードが高くなるほど悪性度が高くなります。

必ずしも言い切れませんが、ボクサーやパグなどの犬種に発生した肥満細胞腫は、グレードⅠ~Ⅱであることが多く、予後は良いことが多いといわれています。

グレードⅢの場合は、手術後の再発や、リンパ節・肝臓・脾臓への転移を起こしやすく、生存期間は1年以内といわれています。

 

3.症状

 皮膚にしこりができます。多くは孤立性といって一カ所にできますが、多発性にできることもあります。

肥満細胞がもつ顆粒の中には、ヒスタミンやヘパリンなどのさまざまな物質が含まれますが、肥満細胞腫ではこの顆粒内の物質が放出(脱顆粒)することで、さまざまな症状が引き起こされることがあります。

代表的な症状としては、胃潰瘍やそれに起因する嘔吐、食欲不振などです。

また、腫瘍が大きい場合は脱顆粒による急激かつ大量のヒスタミン放出により、致死的な低血圧性ショックを起こすこともあります。

腫瘍をさわるなどの物理的な刺激によっても肥満細胞の脱顆粒は起こり、あざ、内出血、かゆみなどの症状(ダリエ徴候)を起こすこともあります。

また、肥満細胞腫はヒスタミンの脱顆粒具合によって日によって微妙に大きくなったり小さくなったりすることもあります。

 

4.肥満細胞腫はどうやって診断するの?

 皮膚になにかしこりができたとき、まず最初の基本的な検査となるのは細胞診(針生検)といって、細い針を腫瘍に刺してその針の中にとれたものを顕微鏡で観察するという検査を行います。

 肥満細胞腫では、細胞の中に青紫色の顆粒をたくさん含む細胞が多数みられるのが特徴となります。中にはなかなかこの顆粒が染まりづらく肥満細胞腫なのか判断がつきづらいケースもありますが、多くの場合はこの細胞診検査によって肥満細胞が多数確認され、肥満細胞腫の診断がつきます。

 

5.治療法

 肥満細胞腫の治療としては、外科手術、放射線治療、抗がん剤治療、分子標的薬治療などが適応となります。

①    外科治療

肥満細胞腫の治療の第一選択は腫瘍の外科切除です。

肥満細胞腫の場合、腫瘍の周りの見た目正常に見える部分にも肥満細胞が散らばっているため、腫瘍の周りの正常な皮膚も含め、広く切除する必要があります。基本的には腫瘍の周り半径2~3cmを含めて切除する必要があり、直径1cmほどの小さい肥満細胞腫でも、直径5~7cmほどの円形の皮膚欠損が生じることになります。

しかし、発生した場所によってはそんなに大きく切除することができない場合もあります。

その場合、下の放射線治療や内科治療を組み合わせて手術を行うケースもあります。

切除した腫瘍は病理組織検査に送り、悪性度分類をしてもらいます。

悪性度が低い肥満細胞腫では外科切除のみで根治または良好な予後が期待できますが、悪性度が高い肥満細胞腫では手術したところに腫瘍の再発を起こしたり転移しやすいため、手術後に放射線治療や抗がん剤治療を行っていくのが一般的です。

②    放射線治療

場所的に腫瘍の周りを大きく切除することができない場合は手術前に、悪性度が高い肥満細胞腫では手術後に、放射線治療が適応となる場合があります。

皮膚にできた肥満細胞腫では、放射線治療も有効なことが多いですが、あくまで放射線治療単独ではなく、外科切除との組み合わせが適しています。

ただし飼い主様にとっては、放射線治療を実施できる施設が限られていること(病院までの距離の問題)、全身麻酔が頻繁に必要なこと、治療費が高額であることなど、ハードルの高い一面があるのも実情です。

③    抗がん剤治療

高悪性度(グレードⅢ)または転移の認められる肥満細胞腫では、外科治療や放射線治療などの局所療法だけではなく、術後に抗がん剤治療を組み合わせることで多くの場合生存期間の延長が期待できます。

④    分子標的薬治療

分子標的薬とは、肥満細胞腫に対し近年新しく用いられるようになった飲み薬です。大きなくくりでは③の抗がん剤治療と同様に化学療法に含まれますが、正常な組織、腫瘍化した組織を問わずに攻撃する③の抗がん剤治療とは異なり、腫瘍化そのものに関わっている分子を標的(ターゲット)とした治療となります。そのため、正常な組織がダメージを受けない分、③の抗がん剤治療よりも副作用が出にくいのが特徴です。分子標的薬治療は、決して①~③の従来の治療法に替わるものではありませんが、①~③の治療法を駆使しても治療が困難な場合、この分子標的薬が有効なことがあります。このお薬の有効性については、切除した腫瘍組織を用いたc-kit遺伝子変異検査という特殊な検査で事前に予測することができます。この検査が陽性の場合、分子標的薬の効果は100%といわれています。副作用が少ない反面、このお薬のデメリットとしてお薬が高額であることがあげられますので、かかりつけの獣医師と相談のうえ、可能であれば投薬前にこのc-kit遺伝子変異検査を行うことが推奨されます。

⑤    その他の治療薬

ステロイド…腫瘍細胞に対する直接的な増殖抑制効果と、腫瘍周囲の炎症や浮腫を軽減します。

抗ヒスタミン薬…肥満細胞がもつ顆粒から放出されるヒスタミンなどの物質によって引き起こされる症状を防止・軽減するのに用いられます。

 

6.予防法

残念ながら肥満細胞腫の発症を予防する特別な方法はなかなかないのが現状です。普段からからだをよくさわるようにして、もしどこか腫れていたり、しこりに気づいたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。

 また、定期的(たとえば年に1~2回程度)にペットドックを受けることで早期発見につながるかもしれません。

④脾臓(ひぞう)のおはなし

2016年10月|Dr.オリ~ブのなるほど診療室

今回はおなかのなかにある脾臓(ひぞう)という臓器についてお話したいと思います。ワンちゃん、ネコちゃんに共通したお話ですが、どちらかというとワンちゃんに多い印象があります。

1.ひ臓ってなに?

ひ臓はおなかの中のやや左寄りにある、大きな舌(ベロ)のような形をした紫色の臓器です。ひ臓内には多くの血液が流れ、ここを通る際に血液中の異物や老廃物を取り除き、いわば、血液をきれいにするフィルターの役割を果たしています。また、もう一つの大きな役割として、体内に侵入した病原体からからだを守る免疫のはたらきももっています。

2.ひ臓がトラブルを起こすと…

中年齢(7~8歳程度)を越えてくると、ひ臓にも何らかのトラブルがでることがあります。ひ臓の疾患としてだいたい共通していえることは、「腫れる」ということです。このことを脾腫(ひしゅ)といいます。しかし、その「腫れる」原因はさまざまです。脾腫にはひ臓の一部が腫れるものと、全体的に大きくなるものとがあります。

脾腫(部分) 脾腫(全体)

 

 

 

 

3.ひ臓の病気はどうやって見つけるの?

ひ臓の病気の特徴として一ついえることは「早期発見が難しい」ということです。

その理由として、

①ひ臓にトラブルが起こっていても、初期ではほとんど症状を示さないこと

②おなかの中にあるので、外見からは異常に気づきにくい

③血液検査でも初期ではほとんど異常値がみられないこと

④初期の小さな病巣では、レントゲンでもわからないことが多い

などがあげられます。

しかし、初期の病変でも見つけることができる検査として、超音波検査が有効です。

中年齢を越えたら、何も症状がなくても定期的にペットドックなどを行うことで、早期発見につながるかもしれません。

また、最近おなかがやたらふくれてきたなぁと思ったら、ひ臓を含めおなかの中の何らかの臓器に腫瘍(がん)などの大きなしこりができていたり、腹水がたまっている可能性があります。おなかがふくれて飼い主さんがわかるくらいになると、病状もすでにだいぶ進行しているケースもありますので、おかしいと思ったら早く受診するようにしましょう。

 腹囲膨満

4.ひ臓に多い代表的な病気

①腫瘍(がん)

ひ臓にしこりができた場合、2/3は悪性腫瘍、さらにその2/3は血管肉腫というがんだといわれています。血管肉腫というがんは、非常に悪性度が高く、血液を豊富に含む腫瘍で、大きくなるとおなかの中で破けて破裂し、大量出血を起こすことがあります。また、転移も起こしやすく、心臓や肺、おなかの中の他の臓器にも転移することがあります。

②血腫(けっしゅ)

ひ臓内で出血が起こり、血液がたまってかたまった塊のことです。巨大なしこりをつくり、周りの臓器と癒着(ゆちゃく)していることもありますが、無事手術によって塊ごと脾臓を摘出できれば完治も望めます。

③過形成

加齢性の変化による良性病変です。

④髄外造血(ずいがいぞうけつ)

ひ臓には血液をつくるはたらきもあります。何らかの原因により重度の貧血を起こしている場合、ひ臓での造血により脾腫が起こることがあります。

5.ひ臓にしこりが見つかったら?

ひ臓にしこりが見つかっても、それが悪性腫瘍なのか、血腫なのか、良性病変なのかの鑑別は、レントゲン、超音波検査などの画像検査では難しく、多くの場合はおなかを開けて臓を摘出し、それを検査会社に送って病理組織検査を行うことで確定診断がつきます。

悪性腫瘍でなければ、ひ臓の摘出手術により完治することもあります。

 

ー他の記事ー

外耳炎

犬のリンパ腫

猫のカゼ症状

 

③外耳炎

2016年07月|Dr.オリ~ブのなるほど診療室

今回は外耳炎についてお話しします。

 

5月から7月にかけて温度や湿度が上がってくる時期は、お耳のトラブルが起きやすくなります。

 

1.外耳ってどこのこと?

そもそもまず外耳とはどこのことでしょうか。

ずばりわかりやすくいうと、外側の耳のかたちをしている部分はもちろん、僕たち人間が耳かきを突っ込んでかき出している部分も外耳です。

鼓膜から外側はすべて外耳となります。鼓膜より内側になると、中耳・内耳となります。

 

2.外耳炎ってなに?

外耳炎とは、外耳に起きた炎症のことです。

その原因となる病原体としては、大きく3つがあげられ、細菌、②マラセチア、③耳ダニです。

これらの感染は、耳あか(耳垢)を検査することで院内で簡単に検査することができます。

 

耳あかを薄くのばして特殊な染色液で染色したものを顕微鏡でのぞくと、細菌やマラセチアの感染の有無を確認することができます。

また、耳あかにオイルをたらし、カバーガラスをかけて直接顕微鏡でのぞくと、耳ダニの有無を確認することができます。

 

それではこの3つの病原体について、治療まで含め、一つ一つくわしくお話ししていきます。

がんばってついてきてくださいね! 🙄 

 

①    細菌

 一般的には球菌といわれる丸っこい菌が多数増殖します。いちがいにはいえませんが、耳あかは黄色味を帯びていることが多いです。ひどいケースでは耳の穴から膿(うみ)が出ていることもあります。

 細菌性の外耳炎には抗生物質が有効ですが、慢性経過しているケースでは、菌が「耐性」といって、抗生物質に抵抗する力をもってしまっていることがあります。そのため、まず一般的な抗生物質で治療して治りが悪いときは、耳あかを検査センターに送り、増殖している菌の種類の特定とそれに対して有効な抗生物質を調べてもらった方がいいでしょう。

 また、後にもお話しますが、お耳のトラブルを起こした原因にアレルギーが関与していることもあり、その場合、いくら薬剤感受性試験などで適切な抗生物質を選択したとしても、なかなか治らない場合があります。その場合、低アレルゲンの処方食に変更したり、ステロイドなどのアレルギーを抑える治療を併用する必要があるかもしれません。

 お耳にたらすお薬(点耳薬)は、抗生物質・抗真菌剤・消炎剤が配合されているものが一般的で、軽度の細菌性外耳炎であれば、点耳薬だけでも改善が期待できます。重度の場合は、飲み薬も併用することがあります。

 点耳薬にはおうちで1日1回、お耳にたらしていただくタイプのものと、最近新しく出たお薬で、病院でお耳に点耳薬を入れておうちではお耳を触らずに1週間後に病院でもう1回お薬をたらしておしまい、というお薬も出ました。おうちでのお耳のお手入れが難しい子は、このお薬を使うのが効果的でしょう。

 

②    マラセチア

 マラセチアとは、真菌、いわゆるカビのことです。お耳の中は温度も高く、湿度もあって、さらに耳あかは菌が増えるにはちょうどよい培地となりますから、特にこのカビにとっては居心地のよい楽園ともいえます。

 マラセチアが増えてくると、すっぱいにおいがするようになり、耳あかもやや赤茶色をおびてくることが多いです。

 先ほどお話した、抗真菌剤の配合されている点耳薬をお耳にたらすことで治療します。こちらもやはり、1日1回おうちでたらすタイプと、1週間に1回病院でたらすタイプの2種類の点耳薬が使用できます。

 

③    耳ダニ

耳ダニは正式には耳ヒゼンダニといって、顕微鏡でしか見えないダニが耳の穴に寄生します。耳あかは黒色~灰色をおび、強いかゆみを起こします。

耳ダニは首筋にお薬をたらすことで駆虫することができます。

 

 

ここまで大丈夫でしょうか? 😉 

お耳のトラブルを起こす三大病原体についてご理解いただけたでしょうか?

 

これらがおおもとの原因であれば、今お話ししたような治療をすることでお耳もスッキリするでしょう。

 

3.アレルギーが関係していることも…

治療してもなかなかよくならない、あるいは再発を繰り返す、といった場合に、アレルギー体質が関係していることもあります

 

アレルギーによって起きる皮膚病のことをアレルギー性皮膚炎といいますが、大きく分けると環境アレルゲンによって引き起こされるアトピー性皮膚炎、それからからだにあわない食べ物を摂取することによって起こる食物アレルギーがあります。

 

このいずれかの原因によるアレルギー性皮膚炎の一環として、お耳にも炎症が起きると、先ほどお話した細菌、マラセチアなどが二次的に増殖して、外耳炎をより悪化させることがあります。

 

とすると、アレルギーのほうも同時に治療しないと、いくら一生懸命点耳薬をたらしてもよくならない、ということもあり得るわけです。

 

通常は、アレルギー性皮膚炎の場合、お耳以外のからだのどこかにも赤み・痒み・脱毛などの症状が出ていることが多いので、お耳以外にも皮膚病がある場合は要注意です。

 

なんでもそうですが、病気は早期発見・早期治療が早く治すカギです。発症してからの期間が長いほど、治療にも時間がかかることがあります。

 

お耳を振ったり、後ろ足で引っかいたりするのを見かけたら、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

 

~他の記事~

犬のリンパ腫

猫のカゼ症状

②犬のリンパ腫

2016年03月|Dr.オリ~ブのなるほど診療室

このブログは、さまざまな動物の病気を飼い主さんによりわかりやすく、退屈せずに知っていただきたいという思いから始めたブログです。

今回のテーマはリンパ腫というがんの病気についてご説明します。

 

1.ワンちゃんに最も多い悪性腫瘍 「リンパ腫」 について

 今やワンちゃんも高齢化の時代を迎えています。7歳を越えるとシニアともいわれ、少しさびしい気持ちにもなりますよね。

今回のテーマは、ワンちゃんの死因の第一位といわれる腫瘍性疾患、いわゆる「がん」の中でも、ワンちゃんに最も多く発生する悪性腫瘍 「リンパ腫」 についてのお話です。ぜひこの機会に、リンパ腫について知って頂けたらと思います。

リンパ腫にはさまざまな分類があり、頭の中が混乱しやすいので、整理しながらできるかぎり詳しくわかりやすくお伝えしていきたいと思います!

 

2.リンパ腫ってどういう病気?

リンパ腫はひとことでいうと血液のがんです。血液中の細胞成分は大きく、赤血球、白血球、血小板に分かれ、そのうちリンパ球は白血球に属し、主に免疫に関わる働きをもっています。リンパ腫とは、このリンパ球が腫瘍(がん)化したものです。

リンパ球の腫瘍は大きく2つに分けられ、リンパ性白血病リンパ腫があります。リンパ性白血病は腫瘍細胞が骨髄や血液の中で増えるため目に見える腫瘍のかたまりをつくりません。一方、リンパ腫はリンパ系組織の中で腫瘍のかたまり(しこり)をつくります。

リンパ腫はあらゆる年齢の犬で発生しますが、平均的には6~8歳といわれます。また、好発犬種としては、ゴールデンレトリーバーに発生が多いといわれています。

 

3.リンパ腫のさまざまな分類

 リンパ腫には大きく分けて、①発生部位による分類、②悪性度による分類、③免疫学的な分類の3つの分類があります。

リンパ腫を理解するときにここが一番難しいポイントとなりますが、愛犬がもしリンパ腫になってしまったとき、これらの3つの分類を組み合わせてはじめて、その子にあった具体的な治療方針の決定、治療への反応性や予後の予測などが可能となりますので、頑張って整理していきましょう。

 

①発生した部位による分類

リンパ腫はその発生部位によって、発生頻度が多い順に、多中心型リンパ腫、消化器型リンパ腫、皮膚型リンパ腫、縦隔型リンパ腫、その他の型のリンパ腫などに分かれます。

1)多中心型リンパ腫

最もよくみられるタイプで、体表のリンパ節が腫れます。通常は全身のリンパ節が腫れますが、一ヶ所だけ腫れるということもあります。体表のリンパ節の腫れはしっかり場所を知っていれば、飼い主様でも気づくことができます。具体的には、

 

下顎(かがく)リンパ節  : あごの骨と首のさかい目あたり。人でいうと、下の一番奥歯のつけ根あたり。

浅頸(せんけい)リンパ節 : 首と胸のさかい目あたり。人でいう鎖骨のあたり。

腋窩(えきか)リンパ節  : わきの下

鼠径(そけい)リンパ節  : 一番後ろのおっぱいの近くの皮膚の中

膝窩(しっか)リンパ節   : 太もものうしろ(少しひざ寄り)

体表リンパ節の位置

です。それぞれ左右1対ずつあります。ただし、下顎リンパ節は近くにだ液腺という似たような丸いしこりがもともとあるので、区別がよくわからなければ動物病院で確認してもらいましょう。

ちなみにこの写真の犬、僕の愛犬です 😆

 

2)消化器型リンパ腫

 口から摂取したごはんが便として出てくるまでに通る消化管(口、食道、胃、小腸、大腸、肛門)のうち、腸管やその周囲の腸間膜リンパ節などに発生するリンパ腫です。

 治療していてもなかなか治らない慢性的な下痢の症状がある場合、腹部超音波検査をはじめとした各種検査により、この消化器型リンパ腫が見つかることがあります。腫瘍が大きい場合は触診でおなかの中の腫瘍に気づくことがありますが、腫瘍が小さい場合は獣医師でさえも触診ではわからない場合もあるので、触診でわかる時点ではある程度、リンパ腫の病期が進行しているケースが多いといえます。

 一般的にはやはり高齢になってから発症することが多いですが、ミニチュアダックスフンドに限っては、若齢(約3歳)でも発症する新たなタイプ(mott cellリンパ腫)が2008年から報告されています。

 

3)皮膚型リンパ腫

 皮膚に発生するリンパ腫です。上皮向性型(菌状息肉腫)と非上皮向性の2つに分類されます。犬では上皮向性型が多く、口や口の中の粘膜に発生することもあります。また、体表リンパ節、肝臓、脾臓、骨髄などに進行することもあります。

 

4)縦隔(じゅうかく)型リンパ腫

 この縦隔という言葉、なかなか聞きなれないと思いますが、例えば心臓をボール、肺を風船に例えると、胸の中には1個のボールと2個の風船がおさまっているイメージになります。その胸の中で、ボールと風船に囲まれてできたすきま・空間を縦隔といいます。その縦隔内にあるリンパ節や胸腺が腫瘍化したものが縦隔型リンパ腫です。

 このリンパ節の腫れにより心臓や肺が圧迫されたり、胸水がたまることで呼吸困難などの症状を示すことがあります。

 

5)その他のリンパ腫

 リンパ腫は上にあげた部位以外にも、眼球、脳・脊髄などの中枢神経、骨、膀胱、鼻腔、心臓、腎臓など、リンパ系組織以外のあらゆる部位に発生する可能性があります。

 

②悪性度による分類

 リンパ腫は腫瘍細胞の悪性度により低悪性度、中間悪性度、高悪性度の3つに分類することができます。悪性度により抗がん剤の種類や投与開始時期、生存期間が異なってくるため重要な分類となります。

 

③免疫学的な分類

 リンパ球にはTリンパ球とBリンパ球の2種類があります。後述する細胞診によって得られた細胞や病理検査のために切除したリンパ節などを用いた特殊な検査によって、T細胞性リンパ腫か、B細胞性リンパ腫かを分類することが可能です。一般的に、T細胞性はB細胞性より治療への反応が悪い傾向があります。

 

これらの3つの分類をあわせて最終的に、「リンパ腫の中でもどのようなリンパ腫なのか」を診断します。

(例:多中心型B細胞性高悪性度リンパ腫)

 

4.リンパ腫になったらどんな症状がでるの?

 リンパ腫の約80%はリンパ節の腫脹が認められます。その他、食欲低下、元気消失、嘔吐、下痢、呼吸困難、体重減少など、リンパ腫だけには限らない不特定な症状が出るのが一般的です。

また、腫瘍細胞がつくり出すさまざまな生理活性物質が放出されることで起こる症状(腫瘍随伴症候群)として、リンパ腫の場合は高カルシウム血症に伴う多飲多尿や、血小板減少症に伴う出血などの症状を示すこともあります。

 

5.リンパ腫はどうやって診断するの?

 リンパ腫が疑われた場合、まずは細胞診(針吸引検査)といって、細い針を腫瘍に刺してその針の中に採れたものをスライドガラス上にうすくのばし、それを染色したものを顕微鏡で観察するという検査を行います。  

 上で述べた悪性度による分類のうち、高悪性度リンパ腫の場合、この細胞診の検査によって診断が可能です。

また、その細胞診の検査で低悪性度リンパ腫が疑われた場合、最も腫れているリンパ節を全身麻酔下で切除して病理組織検査を行い、診断を確定します。

 

6.リンパ腫の治療法は?

 リンパ腫の治療についてまず知っておいていただきたいことは、リンパ腫が完治することは残念ながらほとんどありません。

抗がん剤が効き、腫れているリンパ節が縮小したとしても、それは「寛解(かんかい)」といって、みために腫瘍がおさえられているにすぎません。完全寛解が得られ、腫瘍が完全に消えたように見えても、顕微鏡レベルでは腫瘍細胞が残っていて、また少し経つと腫れてきます。

犬のリンパ腫に対し、何も治療をしなかった場合の生存できる期間は約4~6週間といわれています。ただし、リンパ腫がどのステージの段階で見つかったか、どこの部位に発生したか、などによってその生存期間は大きく変わる可能性があります。

一般的にがんの治療というと、外科治療(手術)、放射線治療、抗がん剤治療が基本となりますが、はじめにもお話したとおり、リンパ腫は血液に関連したがんなので全身性の疾患です。そのためリンパ腫の治療は、抗がん剤治療が中心となります。

リンパ腫のタイプによってその有効性は様々ですが、一般的にはいくつかの抗がん剤を約半年間にわたってローテーションして投与していくプログラムが最も多く用いられています。

 犬のリンパ腫の約80%を占めるといわれる多中心型高悪性度リンパ腫に対し、このプログラムを用いて治療した場合、寛解率(抗癌剤が効く確率)は約90%以上ともいわれますが、治療による平均的な生存期間としては約1年が目標となります。治療を開始してから2年以上生存できた場合はかなり治療がうまくいったといえるでしょう。

 多中心型以外の高悪性度リンパ腫に関しては、抗がん剤治療の効果はさらに厳しいのが現状です。消化器型リンパ腫では抗がん剤が有効なケースは約50%程度で平均的な生存期間は2~3カ月、皮膚型リンパ腫も抗癌剤が有効な期間は約3カ月で平均的な生存期間はやはり数か月といわれています。

いずれのタイプでも、リンパ腫が発見された時点で何かしらの症状を示していた場合は、症状を示さなかった場合よりも生存期間が短い傾向にあります。

低悪性度の多中心型リンパ腫は進行が遅いため、症状が出ていないうちは抗がん剤の投与を行わずに無治療で経過観察を行っていくこともあります。低悪性度の場合は3年以上の長期生存する例も少なくありません

 

7.リンパ腫を予防する方法はあるの?

 除草剤ペンキなどの化学物質はリンパ腫発症と関連性があるといわれていますので、それらに近づけないようにするのは一つですが、残念ながらそれ以外にリンパ腫発症を予防する特別な方法がなかなかないのが現状です。

普段からからだ(特に体表のリンパ節)をよくさわるようにしてもし腫れているのに気づいたり、治療していても繰り返す、あるいはなかなか治らない下痢や皮膚病をはじめ、何かおかしな症状に気づいたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。また、定期的(たとえば年に1~2回程度)にペットドックを受けることで早期発見につながるかもしれません。

 

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